縁因仏性(読み)えんいんぶっしょう

精選版 日本国語大辞典 「縁因仏性」の意味・読み・例文・類語

えんいん‐ぶっしょう‥ブッシャウ【縁因仏性】

  1. 〘 名詞 〙 仏語天台宗で説く三因仏性一つ。一切のものが本来そなえている理(正因仏性)を照らし表わすのが智慧(ちえ)(=了因仏性)であるのに対して、その智を起こす善行をいう。えんいん。〔浄業和讚(995‐1335)〕〔金光明経玄義‐上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む