正因仏性(読み)しょういんぶっしょう

精選版 日本国語大辞典 「正因仏性」の意味・読み・例文・類語

しょういん‐ぶっしょうシャウインブッシャウ【正因仏性】

  1. 〘 名詞 〙 仏語天台宗で説く三因仏性一つ。一切のものに本来そなわっている理。それを照らし表わす智慧を了因仏性、その智を起こす縁としての善行縁因仏性という。
    1. [初出の実例]「二煩悩無辺誓願断。此是摂律儀戒。亦是断徳心。亦是正因仏性。法身菩提因」(出典往生要集(984‐985)大文四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む