縁桁(読み)エンゲタ

デジタル大辞泉 「縁桁」の意味・読み・例文・類語

えん‐げた【縁桁】

縁側ふちはし
縁先の柱の上にあって、縁側の垂木たるきを支える横木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「縁桁」の意味・読み・例文・類語

えん‐げた【縁桁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 縁側のふち。
    1. [初出の実例]「エエうらめしい腹立やと、身をゑんげたに打付てこぼす、涙の袖雫(しづく)」(出典浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)上)
  3. 縁側の屋根先を受けるために、縁先の柱上に取りつけた横木。
    1. [初出の実例]「咲花に年の咄すつれ斗〈惟然〉 陽気をうけてつよき椽げた〈卓袋〉」(出典:俳諧・みかんの色(1768))
  4. 歌比丘尼(うたびくに)の若い者の異称

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