縁桁(読み)エンゲタ

デジタル大辞泉 「縁桁」の意味・読み・例文・類語

えん‐げた【縁桁】

縁側ふちはし
縁先の柱の上にあって、縁側の垂木たるきを支える横木

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「縁桁」の意味・読み・例文・類語

えん‐げた【縁桁】

〘名〙
① 縁側のふち。
浄瑠璃・鑓の権三重帷子(1717)上「エエうらめしい腹立やと、身をゑんげたに打付てこぼす、涙の袖雫(しづく)
② 縁側の屋根先を受けるために、縁先の柱上に取りつけた横木。
※俳諧・みかんの色(1768)「咲花に年の咄すつれ斗〈惟然陽気をうけてつよき椽げた〈卓袋〉」
歌比丘尼(うたびくに)若い者異称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android