縁甲板(読み)エンコウイタ

デジタル大辞泉 「縁甲板」の意味・読み・例文・類語

えんこう‐いた〔エンカフ‐〕【縁甲板】

床張り用の幅の狭い板。両側面凹凸加工をし、実矧さねはぎなどで接ぐ。壁・天井などにも使用。えんこいた。

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精選版 日本国語大辞典 「縁甲板」の意味・読み・例文・類語

えんこう‐いたエンカフ‥【縁甲板】

  1. 〘 名詞 〙 厚さ一五ミリメートル、幅一〇〇ミリメートルほどの床張り用木材で、長手方向の一方の側面に凸形本実(ほんざね)を作り、他の一方の側面に凹形の溝をほったもの。壁、天井などにも用いる。

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リフォーム用語集 「縁甲板」の解説

縁甲板

厚さ15~18mm、巾8~12cmの板で、長手方向の両側面を本実(ほんざね)じゃくり(板の端を凸状にし、他方の端を凹状にして両方をかみあわせる納まり)にしたもの。主にヒノキや松などの針葉樹が使われ、和風住宅の縁側廊下などの床に用いられることが多い。

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