縄尻(読み)ナワジリ

デジタル大辞泉 「縄尻」の意味・読み・例文・類語

なわ‐じり〔なは‐〕【縄尻】

縄の端。特に、罪人などを縛った縄の一端を余して連行する人が持つ部分

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「縄尻」の意味・読み・例文・類語

なわ‐じり なは‥【縄尻】

〘名〙 縄の端。特に、罪人などを縛った縄の一端を余し、引立てる人が握る部分。
邪宗門(1918)〈芥川龍之介一六「縄尻(ナハジリ)を控へてゐた雑色に、『〈略〉すぐさま縄目を許してつかはすがよい』と」

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