縞鯊(読み)しまはぜ

精選版 日本国語大辞典 「縞鯊」の意味・読み・例文・類語

しま‐はぜ【縞鯊】

  1. 〘 名詞 〙 ハゼ科の海産魚。体長約九センチメートル。からだは細長く、前後が側扁する。左右腹びれは相合して吸盤を形成する。体色は緑がかった茶色で、体側に二個の鮮やかな暗色縦帯があるところからこの名がある。四~九月ごろ、カキなどの空殻の内面に産卵する。岩手・山形両県以南の本州に分布し、内湾や河口などにすむ。従来一種とされていたが、近年、アカオビシマハゼとシモフリシマハゼの二種からなることが明らかにされた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む