縞鯊(読み)しまはぜ

精選版 日本国語大辞典 「縞鯊」の意味・読み・例文・類語

しま‐はぜ【縞鯊】

  1. 〘 名詞 〙 ハゼ科の海産魚。体長約九センチメートル。からだは細長く、前後が側扁する。左右腹びれは相合して吸盤を形成する。体色は緑がかった茶色で、体側に二個の鮮やかな暗色縦帯があるところからこの名がある。四~九月ごろ、カキなどの空殻の内面に産卵する。岩手・山形両県以南の本州に分布し、内湾や河口などにすむ。従来一種とされていたが、近年、アカオビシマハゼとシモフリシマハゼの二種からなることが明らかにされた。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「縞鯊」の解説

縞鯊 (シマハゼ)

学名Tridentiger trigonocephalus
動物。ハゼ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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