繁根木村(読み)はねぎむら

日本歴史地名大系 「繁根木村」の解説

繁根木村
はねぎむら

[現在地名]玉名市繁根木

東境を繁根木川が南へ流れ、南境で菊池川に合流する。東は高瀬たかせ町、北は岩崎いわさき村、西は亀甲かめのこう村・なか村に接する。東西三池みいけ往還が通る。村内に応永一八年(一四一一)三月一六日の高瀬武楯安堵状(荒尾市森文雄氏所蔵文書)にみえる繁根木八幡宮が鎮座する。慶長一三年(一六〇八)検地帳によれば田一五町四畝余・畠屋敷二〇町七反八畝余・屋敷三七筆、分米三五三石六斗余、家数八六・人数一一七、牛一六・馬三、しめ田・ゆのもと・くうの内などの下ケ名がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android