羽根木村(読み)はねぎむら

日本歴史地名大系 「羽根木村」の解説

羽根木村
はねぎむら

[現在地名]行橋市羽根木・北泉きたいずみ一―五丁目・泉中央いずみちゆうおう五―六丁目

いま川とはらい川に挟まれた沖積平野に立地する。東は津留つる村。元和八年人畜改帳に「羽ね木村」とみえ、給人一人分の高五〇八石余、家数三五・人数七九(うち庄屋一・百姓八・名子等九)、牛八・馬四。寛永九年(一六三二)の高四八九石余(「仲津郡寛永六年七年八年三ヶ年之御免帳」永青文庫)


羽根木村
はねぎむら

[現在地名]七城町砂田すなだ

西郷さいごう村・五海ごかい村の東にある。北は迫間はざま川を隔てて岡田おかだ村に対する。南端菊池往還が東西に通る。西郷村との境界付近に中ノ坪・口ノ坪の条里地名がみえる。天文一九年(一五五〇)閏五月一六日の大友家奉行人連署奉書(北里文書)に「菊池郡之内繁根木八町」とみえ、大友義鑑が北里兼義に当地のうち八町を宛行っている。近世は深川手永に属し、文化一一年(一八一四)頃の深川手永手鑑に高二二三石五斗余、田九町七反八畝余・畑一町四反八畝余、竈数一八・人数六九、駄馬二一、氏神八幡宮と記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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