繊微(読み)せんび

精選版 日本国語大辞典 「繊微」の意味・読み・例文・類語

せん‐び【繊微】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 非常にこまかいこと。ごくわずかであること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「亦猶皇沢之平施、在汚澄而必遍、鴻化之遠被、雖繊微而靡上レ遺」(出典本朝文粋(1060頃)八・陽春詩序〈都良香〉)
    2. 「徐広が繊微に伺察するぞ」(出典:史記抄(1477)九)
    3. [その他の文献]〔後漢書‐陳元伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「繊微」の読み・字形・画数・意味

【繊微】せんび

微細。〔漢書、張安世伝〕安世、侯爲(た)り、。然れども身に弋(よくてい)(黒い粗服)を衣(き)~業を治め、纖を累積す。

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