織田貞置(読み)おだ さだおき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「織田貞置」の解説

織田貞置 おだ-さだおき

1617-1705 江戸時代前期の武士,茶人。
元和(げんな)3年生まれ。織田信長の孫。徳川秀忠につかえ,小姓組,進物番をへて寛文3年高家,主計頭(かずえのかみ)となる。織田長好に有楽流茶道をまなび,貞置流をおこした。宝永2年6月2日死去。89歳。尾張(おわり)(愛知県)出身通称は五郎左衛門。号は茅翁,山花,黄雀軒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の織田貞置の言及

【有楽流】より

…道八の子三五郎(織田長好。?‐1651)は,信長の孫である織田貞置(1617‐1704)にその茶風を伝えた。貞置はよく有楽流の茶を守り,貞置流という一派をおこしている。…

※「織田貞置」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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