罰が当たる(読み)ばちがあたる

精選版 日本国語大辞典 「罰が当たる」の意味・読み・例文・類語

ばち【罰】 が 当(あ)たる

  1. 悪行の報いとして、神仏から現世で苦しみを与えられる。
    1. [初出の実例]「易を読めば、罰が当るなんどと云ぞ」(出典:土井本周易抄(1477)一)
  2. 歌舞伎で、実役敵役に打たれる場面などに、観客が発することば。
    1. [初出の実例]「きりおとしから、ばちがあたるといふ場だ」(出典:黄表紙・江戸生艷気樺焼(1785)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android