罰利生(読み)ばちりしょう

精選版 日本国語大辞典 「罰利生」の意味・読み・例文・類語

ばち‐りしょう‥リシャウ【罰利生】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 冥罰と利生。衆生に対する神仏の罰と利益。仏罰と功徳。
    1. [初出の実例]「金次第にてばちりせうある国々を」(出典:黄表紙・啌多雁取帳(1783))
  3. ② 叱責と慈悲。また、善悪のわきまえ。人間としての情をいう。
    1. [初出の実例]「ばちりしゃうある親方にて涙をとどめ」(出典:浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)上)
  4. ③ ( 「罰(ばち)」を「撥(ばち)」に掛けて ) 撥さばきがたくみであること。また、その功徳。〔俳諧・類船集(1676)〕

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