冥罰(読み)ミョウバツ

デジタル大辞泉 「冥罰」の意味・読み・例文・類語

みょう‐ばつ〔ミヤウ‐〕【冥罰】

神仏が人知れず下す罰。天罰
良秀の描いた神仏が、その良秀に―を当てられるとは」〈芥川地獄変

めい‐ばつ【冥罰】

みょうばつ(冥罰)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「冥罰」の意味・読み・例文・類語

めい‐ばつ【冥罰】

  1. 〘 名詞 〙みょうばつ(冥罰)
    1. [初出の実例]「之に安んじ安坐して食する時は、冥罰(メイバツ)の程恐るべし」(出典報徳記(1856)二)

みょう‐ばつミャウ‥【冥罰】

  1. 〘 名詞 〙 神仏が人知れず下す罰。天罰。めいばつ。
    1. [初出の実例]「山王大師の神罰冥罰(ミャウバツ)を立どころにかうぶて」(出典:高野本平家(13C前)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「冥罰」の読み・字形・画数・意味

【冥罰】めいばつ

字通「冥」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android