羃羃(読み)べきべき

精選版 日本国語大辞典 「羃羃」の意味・読み・例文・類語

べき‐べき【羃羃】

〘形動タリ〙 雲、塵などが物をおおうさま。
経国集(827)一四・清涼殿画壁山水歌〈嵯峨天皇〉「陰雲朦々長不雨、軽煙羃々無散時
浮世草子・新御伽婢子(1683)一「雲冪々(ベキベキ)として東西に覆ひ偏(ひとへ)暗夜のごとく」 〔李華‐弔古戦場文〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android