最新 地学事典 「羅臼火山」の解説
らうすかざん
羅臼火山
Rausu volcano
北海道東部の知床半島中部にある火山。気象庁の活火山名は羅臼岳。基盤の中新統が標高750mまで露出。火山は基底直径約5km, 標高1,661m,大部分が輝石安山岩からなる溶岩丘で,頂上部は急峻な鐘状を呈し火口はない。半島中軸沿いに走る活断層が山頂部を切り,地溝を形成。時代は更新世末~完新世。2,300~2,200年前およびそれ以降にも噴火した証拠がある。山麓に温泉湧出。
執筆者:勝井 義雄・竹下 欣宏
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

