コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

羅鄷 らほうluó fēng

世界大百科事典 第2版の解説

らほう【羅鄷 luó fēng】

中国の道教民間信仰における冥界,地獄の一つ。一般には鄷都という。また羅鄷都とも呼ぶ。死者がその死後まず羅鄷に行くという説は両晋のころより,主として道教文献に見えはじめ,陶弘景の《真誥(しんこう)》がその地理的・官僚的組織を詳細に記述する。これら六朝の文献では世界の北方の果ての神話的な場所に位置するとしているのであるが,北宋ごろより四川省忠州の平都山に鄷都地獄があるとする信仰が広まり,最近まで道教と民間信仰とが混交した宗教活動がその地で行われていた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

羅鄷の関連キーワード泰山府君

今日のキーワード

俳句甲子園

1998年から松山市で開かれる全国高等学校俳句選手権大会。高校生が5人1組で句の優劣をディベートで競い合う。チームでの勝敗とは別に、個人の最優秀句も選ぶ。今年は過去最多の41都道府県から121校、15...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android