新撰 芸能人物事典 明治~平成 「美川陽一郎」の解説
美川 陽一郎
ミカワ ヨウイチロウ
- 職業
- 俳優
- 本名
- 三川 義一
- 別名
- 前名=美川 洋一郎
- 生年月日
- 大正7年 3月2日
- 出生地
- 東京市(東京都)
- 学歴
- 世田谷中卒
- 経歴
- 17歳のとき榎本健一の付き人となる。昭和7年新国劇に入り「大菩薩峠」などに出演。その頃から老け役を得意とした。戦後の27年マキノ雅弘監督の東宝映画「次郎長三国志」の次郎長役に内定、新国劇を退団したが一転端役出演となる。のち日活に入社、芸名を陽一郎に改名。「死の十字路」(31年)「肉体の反乱」(32年)などに地味な老け役で出演していたが、38年テレビ「七人の刑事」にレギュラー出演、番組の人気とともにその老刑事役も人気を得る。以後テレビを中心にバイプレイヤーとして活躍した。
- 没年月日
- 昭和51年 6月2日 (1976年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報