内定(読み)ナイテイ

デジタル大辞泉 「内定」の意味・読み・例文・類語

ない‐てい【内定】

[名](スル)正式発表の前に内々で定まること。また、その決定。「就任内定する」
[類語]確定既定本決まり所定暫定未定予定決定不定不確定不特定

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精選版 日本国語大辞典 「内定」の意味・読み・例文・類語

ない‐てい【内定】

  1. 〘 名詞 〙 正式の発表・手続きはされていないが、内々には決まっていること。うちわで決めること。また、その決定。
    1. [初出の実例]「願出候共、容易に官許無之御内定に仕度候」(出典:公議所日誌‐一四上・明治二年(1869)五月)
    2. [その他の文献]〔春秋繁露‐考功名〕

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就活用語集(就活大百科 キーワード1000) 「内定」の解説

内定(内々定)

「内定」とは企業が学生に対して「採用したい」という意思表示をすることです。「内々定」という言い方をする会社もあります。「内定」は電話やメール、手紙で通知されますが、本人の意思確認をするため、「本社においでください」と言われる場合もあります。もし内定の連絡が入った時点で、その企業よりも志望度の高い企業に内定をもらっていて、入社する気持ちがないような場合には、その旨をすぐに申し出るようにしましょう。企業の採用担当者はたくさんの労力と時間をかけ、採用計画にのっとって内定を出しています。ある程度の辞退者が出ることは予想して内定を出してはいますが、時期が遅くなればなるほど、あなたの空けた穴を埋めるのが大変になってきます。就職活動後半では、内定を取ることが目的になってしまう人も中にはいます。就職活動の目的は自分が生きがいを持って働くことができる職業と会社を見つけることにあります。目先の内定にまどわされて、本来の目的を忘れないようにしましょう。

出典 マイナビ2012 -学生向け就職情報サイト-就活用語集(就活大百科 キーワード1000)について 情報

普及版 字通 「内定」の読み・字形・画数・意味

【内定】ないてい

内部で決定する。

字通「内」の項目を見る

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