美術品競売(読み)びじゅつひんきょうばい(その他表記)art auction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「美術品競売」の意味・わかりやすい解説

美術品競売
びじゅつひんきょうばい
art auction

絵画彫刻工芸などの美術作品競売すること。公的あるいは私的な美術品収集が頻繁に行われるに従って,17世紀以来美術品の公的なせり売りが行われだした。おもに個人コレクションの作品の売買が主であるが,次第に国際的な規模で行われるようになり,特定の市場あるいは大規模な競売では,しばしば美術品競売カタログが作られるので美術史研究にも重要な資料となっている。 (→画商 )  

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android