群時雨れ(読み)むらしぐれ

精選版 日本国語大辞典 「群時雨れ」の意味・読み・例文・類語

むら‐しぐれ【群時雨・叢時雨・村時雨】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ひとしきり降り過ぎる時雨。ひとしきり降ってはやみ、やんでは降る初冬小雨。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「月影の雲がくれにしこのやどにあはれをそふるむらしくれ哉」(出典:伊勢大輔集(11C中))
  3. 日本橋で売り出されていた甘納豆の商品名。
    1. [初出の実例]「日本橋栄太楼の甘名納豆・村時雨(ムラシグレ)」(出典:東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む