日本歴史地名大系 「群馬県歴史」の解説 群馬県歴史ぐんまけんのれきし 一六二冊稿本 国立公文書館 草稿群馬県議会図書室解説 明治七年一一月一〇日の太政官達で各府県に提出を求められた府県史料。翌八年に県庁・制度・政治・県治・付録の記載分類の大綱と細目が示され、九年に政治部・制度部に変更、全国各府県で統一した書式で編纂、群馬県では同一〇年から一七年三月頃まで編纂にかかっている。対象となった時代は、藩政時代の一部を含む明治二年から九年。制度部には県の官制・職制・兵制・租法・禁令など、政治部には駅逓・県治・学校・勧業・民俗・警保・刑罰など布達・布告・達が編年的に集録される。昭和四八年から五一年にかけ、萩原進・山本三郎ら五名の編で全五巻で刊行されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by