義理立(読み)ぎりだて

精選版 日本国語大辞典 「義理立」の意味・読み・例文・類語

ぎり‐だて【義理立】

〘名〙
字句意味や込められた思想を解釈すること。
※寛永刊本蒙求抄(1529頃)一「毛詩義理たてはし云な。衡が来るほどにぞ。東坡面前の詩であらうぞ」
② 義理②を立てること。
毛利家文書‐(永祿一一年カ)(1568か)・毛利元就書状「相構々々儀理たても法たても大小事人に届たてもめされましく候」
人情本仮名文章娘節用(1831‐34)前「やっぱり誰にか義理だてか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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