義米(読み)ぎまい(その他表記)yi-mi; i-mi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「義米」の意味・わかりやすい解説

義米
ぎまい
yi-mi; i-mi

中国の『晋書食貨志が伝える西晋武帝の発布した戸調式中の課税用語。遠夷 (遠方に住む外族) の課田されぬ者が,戸ごとに義米3斛 (遠いもの5斗,極遠者1人あたり 28文) を納める制度。一般の漢人が戸調として絹綿や課田に対する租を納める税制を補完する制度。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む