20世紀日本人名事典 「羽原正一」の解説 羽原 正一ハバラ ショウイチ 大正・昭和期の農民運動家 全農総本部常任書記。 生年明治35(1902)年3月15日 没年平成7(1995)年10月7日 出生地大阪府大阪市此花区伝法町 学歴〔年〕大阪府立西野田職工学校卒 経歴大正12年文芸誌「芽」を創刊。その後農民運動に参加し、15年日農香川県連書記、昭和4年全農総本部書記などを歴任。同年4.16事件で検挙される。出獄後は全農全国会議派に所属したが、10年全農総本部へ復帰。常任書記となり、12年の解散まで活動した。この間、多くの小作争議に参加し、たびたび検挙される。戦後は大阪市の福島医療生活協同組合吉野診療所理事長などを務めた。著書に「農民解放の先駆者」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「羽原正一」の解説 羽原正一 はばら-しょういち 1902-1995 大正-昭和時代の農民運動家。明治35年3月15日生まれ。仁科雄一とまじわり,農民運動にくわわる。大正15年日本農民組合香川県連書記,昭和4年全国農民組合総本部書記となり,各地の小作争議にかかわる。戦後は大阪市福島区で納税民主化運動や医療活動をおこなった。平成7年10月7日死去。93歳。大阪出身。西野田職工学校卒。著作に「農民運動に仆(たお)れし人々」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by