20世紀日本人名事典 「仁科雄一」の解説 仁科 雄一ニシナ ユウイチ 大正・昭和期の農民運動家 全農中央委員。 生年明治30(1897)年12月12日 没年昭和59(1984)年5月15日 出生地岡山県小田郡矢掛町 学歴〔年〕岡山県立商中退 経歴大正5年渡米していた父を追って渡米し、8年に帰国。郷里で農業に従事し、農民運動に関心を深める。賀川豊彦の影響で11年日農本部員となり「土地と自由」の編集をするなどして活躍。以後多くの農民運動を指導。昭和3年全農結成と共に中央委員。4年の4.16事件で検挙され懲役6年に処せられた。戦後は農民同盟岡山県連を組織した。のちに生長の家信者となる。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「仁科雄一」の解説 仁科雄一 にしな-ゆういち 1897-1984 大正-昭和時代の農民運動家。明治30年12月12日生まれ。郷里の岡山で小作料減免闘争を指導。大正11年賀川豊彦創設の日本農民組合の本部員となり,機関紙「土地と自由」を編集。のち日農主事,大阪府連書記,全農中央委員をつとめた。戦後,農民同盟岡山県連を組織した。昭和59年5月15日死去。86歳。岡山商業中退。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by