羽崎中洞古墳(読み)はざきなかぼらこふん

日本歴史地名大系 「羽崎中洞古墳」の解説

羽崎中洞古墳
はざきなかぼらこふん

[現在地名]可児市羽崎

可児川と久々利くくり川とに挟まれた丘陵の南側に突出した、標高一三〇メートルの支丘の頂上近くの凝灰岩の露頭を、南に向かってうがった九基の横穴群のうち、最大規模の中洞第一号墳である。横穴の構造は不正方形の玄室の前に長い羨道を有し、前半は無天井で露頭を掘割っている。玄室奥の中央部には作付け石棺が置かれている。蓋は細かく打砕かれて玄室内に散乱しているが、残存破片から縄掛突起をもつ家形石棺と推定される。原形を損じているが、東側が梯形に張出して三面に整えられた特殊な形をなす。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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