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羽犬塚 はいぬづか

日本の地名がわかる事典の解説

〔福岡県〕羽犬塚(はいぬづか)


福岡県筑後(ちくご)市の中心地区。薩摩(さつま)街道(坊の津(ぼうのつ)街道、現国道209号)の宿場町で、南北通りの上町(かみまち)と東西通りの下町(しもまち)からなる。1891年(明治24)、南隣の山ノ井(やまのい)地区に九州鉄道(現JR九州鹿児島本線羽犬塚駅が開業、筑後市の中心市街地は山ノ井地区に移った。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

羽犬塚
はいぬづか

福岡県筑後(ちくご)市の中心地区。旧羽犬塚町。古来交通の要衝で、江戸時代は九州街道の宿場町として発達、現在は南北通りの旧町と東西通りの新町からなり、鹿児島本線羽犬塚駅の北部には製粉、機械、製材などの工場も立地している。国道209号と442号が交差する。地名の由来は、島津氏を攻める途中の豊臣(とよとみ)秀吉軍を苦しめた、羽の生えた怪犬の武勇をたたえて塚を築いたことによる、ともいう。[石黒正紀]

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世界大百科事典内の羽犬塚の言及

【筑後[市]】より

…市域の大部分は有明海に注ぐ矢部川の沖積扇状地と低い洪積台地とからなり,西端部は低湿なクリーク地帯である。中心の羽犬塚(はいぬづか)は近世,小倉から薩摩へ向かう街道の宿場町・市場町として発達し,現在は鹿児島本線および国道209号,442号線が通り,八女地方への玄関口ともなっている。集約的で多角的な農業と多彩な副業的伝統工業の盛んな南筑(筑後南部)農村地帯の一中心地で,国立九州農業試験場があり,また食料品,繊維,電機,機械その他の工業も発達している。…

※「羽犬塚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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