羽白(読み)はじろ

精選版 日本国語大辞典 「羽白」の意味・読み・例文・類語

は‐じろ【羽白】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥「はじろがも(羽白鴨)」の略。転じて、「歯白」にかけて、鉄漿(かね)をつけていない娘をもさしていう。
    1. [初出の実例]「青海や羽白黒鴨赤がしら〈忠知〉」(出典:俳諧・曠野(1689)五)
  3. 魚「だつ(駄津)」の異名

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デジタル大辞泉プラス 「羽白」の解説

羽白

錦鯉一種。和鯉の烏鯉の墨(黒い色)が抜けて白地になったもの。ドイツ種の場合は「九紋竜」と呼ぶ。全日本愛鱗会による鯉の分類では「変わりもの」に含まれる。

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