翠眉(読み)スイビ

デジタル大辞泉 「翠眉」の意味・読み・例文・類語

すい‐び【×翠眉】

みどり色のつややかなまゆ。美人のまゆ。
柳の葉の細く青々としていること。また、山が遠く青くかすんで見えること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「翠眉」の意味・読み・例文・類語

すい‐び【翠眉】

〘名〙
① みどり色のまゆ。つややかなまゆげをいう。〔古今注‐雑注〕
② 柳の葉がまゆげのように細く青いことのたとえ。また、山が遠く青くかすんでいるさまのたとえ。
※本朝文粋(1060頃)一〇・逢花傾一盃詩序〈大江匡衡〉「至于夫望夭桃以紅臉未綻。対裊柳以翠眉嬾開」 〔薩都剌‐四時宮詞〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「翠眉」の読み・字形・画数・意味

【翠眉】すいび

翠黛

字通「翠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android