翠輦(読み)すいれん

精選版 日本国語大辞典 「翠輦」の意味・読み・例文・類語

すい‐れん【翠輦】

  1. 〘 名詞 〙 みどり色のてぐるま。立派に飾りたてた車、または輿(こし)
    1. [初出の実例]「再逢翠輦之帰時」(出典本朝文粋(1060頃)一四・村上天皇為母后四十九日御願文〈大江匡衡〉)
    2. [その他の文献]〔劉滄‐経煬帝行宮〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「翠輦」の読み・字形・画数・意味

【翠輦】すいれん

天子の乗るてぐるま。唐・令楚〔君恩を思ふ〕詩 小鶯歌(あうか)歇(や)み 長門、蝶多し 眼に看(みすみす)春去り 輦曾(かつ)て(よぎ)らず

字通「翠」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android