老子次右衛門(読み)オイゴ ジエモン

20世紀日本人名事典 「老子次右衛門」の解説

老子 次右衛門(7代目)
オイゴ ジエモン

明治〜昭和期の鋳物師 老子製作所社長。



生年
明治11(1878)年1月19日

没年
昭和37(1962)年6月25日

出生地
富山県高岡市

本名
老子 喜八

経歴
富山県高岡市にある鋳物師・老子家7代目に生まれる。明治25年喜多家の職人となる。戦後、第2次世界大戦中の金属類回収令によって供出された梵鐘の再製作に努めた。代表作千葉誕生寺長野善光寺、富山・瑞泉寺の梵鐘がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「老子次右衛門」の解説

老子次右衛門 おいご-じえもん

1878-1962 明治-昭和時代の鋳造家。
明治11年1月19日生まれ。富山県高岡市にある鋳物師の老子家7代。明治25年喜多家の職人となる。戦後,第二次大戦中の金属類回収令によって供出された梵鐘の再製作につとめた。代表作に千葉誕生寺,長野善光寺,富山瑞泉寺の梵鐘。昭和37年6月25日死去。84歳。本名は喜八。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android