老心(読み)ろうしん

精選版 日本国語大辞典 「老心」の意味・読み・例文・類語

ろう‐しんラウ‥【老心】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 老人の心。老人になってからの気持。
    1. [初出の実例]「人事未壮日、老心何耐残春」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)四・三月尽日即事〈藤原有信〉)
  3. 父母の心。親心
    1. [初出の実例]「所謂老心者。父母心也」(出典:永平道元禅師清規(13C中)典座教訓)

おい‐ごころ【老心】

  1. 〘 名詞 〙おいごこち(老心地)
    1. [初出の実例]「おやこは三界のくびかせと、きけば誠に老心、わかれの涙の両の袖」(出典:光悦本謡曲・天鼓(1465頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む