老神村(読み)おいがみむら

日本歴史地名大系 「老神村」の解説

老神村
おいがみむら

[現在地名]利根村老神

大原おおはら村の東、片品かたしな川右岸に位置。追神とも書き、「沼田根元記」は「追神と申ゆらい(ママ)、昔赤城明神日光権現と御中あしくましまして、神いくさ被成候、日光の御方より、ながれ矢一つ来、明神御手をおわせ給へて、是迄引せ給へけるを、日光方より追かけ奉る、是によつて神ををふと書、追神と申ならわし候」と地名起源説話を記す。利根郡に属し、寛文郷帳によると田方九石余・畑方一二一石余、沼田藩領。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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