老谷村(読み)おいだにむら

日本歴史地名大系 「老谷村」の解説

老谷村
おいだにむら

[現在地名]氷見市老谷

東と南は岩瀬いわがせ村、西は能登国、北は葛葉くずば村。ほぼ中央を上庄かみしよう川の支流が東流する。正保郷帳では高八七石余、田方二町一反・畑方三町七反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印の草高九八石・免五ツ五歩、小物成は山役二一匁(三箇国高物成帳)。寛保二年(一七四二)の高免等書上帳(折橋家文書)によれば、高は寛文一〇年当時と変化がなく、免四ツ五歩、小物成は山役二二匁。宝暦一四年(一七六四)の書上(三州旧蹟志)によれば産物串柿・そうけ。寛保二年の高免等書上帳によれば百姓一八・頭振四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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