耐水紙(読み)タイスイシ(その他表記)waterproof paper

デジタル大辞泉 「耐水紙」の意味・読み・例文・類語

たいすい‐し【耐水紙】

水をはじくように加工した紙。パラフィン油脂・シリコン樹脂・しぶなどをしみこませたり塗ったりして製造する。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「耐水紙」の意味・読み・例文・類語

たいすい‐し【耐水紙】

  1. 〘 名詞 〙 水をはじき、水がしみ込まないように加工した紙。パラフィン蝋・シリコン樹脂・油脂などをしみ込ませたり塗布したりしてつくる。防水紙

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「耐水紙」の意味・わかりやすい解説

耐水紙
たいすいし
waterproof paper

液体浸透に耐えるように加工された紙。パラフィン,ワックスなどを紙にしませたり,ポリエチレンフィルムアルミニウム箔などを紙に貼付するなどの方法がとられている。耐水紙でつくった容器は軽便で,牛乳果汁など液体の容器として利用されるほか,耐水段ボール箱は油類魚介類などの運搬にも用いられ,包装革命の一つとして注目されている。

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