ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「耐海水性鋼」の意味・わかりやすい解説 耐海水性鋼たいかいすいせいこう 海水による腐食に対し,耐久性を高めた構造用鋼。ニッケル,クロム,リン,アルミニウム,モリブデンなど耐食性の高い合金成分を添加した鋼で,溶接性,加工性などもよいが,海水中で使用した場合,普通鋼の3倍の耐用年数をもつとされ,鋼管,形鋼などの形で使われている。港湾工事などのほか,海洋開発の展開に伴って需要量も増大している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by