耐海水性鋼(読み)たいかいすいせいこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「耐海水性鋼」の意味・わかりやすい解説

耐海水性鋼
たいかいすいせいこう

海水による腐食に対し,耐久性を高めた構造用鋼ニッケルクロムリンアルミニウムモリブデンなど耐食性の高い合金成分を添加した鋼で,溶接性,加工性などもよいが,海水中で使用した場合,普通鋼の3倍の耐用年数をもつとされ,鋼管形鋼などの形で使われている。港湾工事などのほか,海洋開発の展開に伴って需要量も増大している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む