耐海水性鋼(読み)たいかいすいせいこう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「耐海水性鋼」の意味・わかりやすい解説

耐海水性鋼
たいかいすいせいこう

海水による腐食に対し,耐久性を高めた構造用鋼ニッケルクロムリンアルミニウムモリブデンなど耐食性の高い合金成分を添加した鋼で,溶接性,加工性などもよいが,海水中で使用した場合,普通鋼の3倍の耐用年数をもつとされ,鋼管形鋼などの形で使われている。港湾工事などのほか,海洋開発の展開に伴って需要量も増大している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む