…《安住の家》(1938)で私小説作家の道が開けるものの,39年妻が発病,苦しい看護生活が続く。その体験は,戦後《晩春日記》《聖ヨハネ病院にて》(ともに1946)など,いわゆる病妻ものにつづられ,文名を高めた。晩年脳出血で倒れると,妹睦子の協力を得,口述筆記によって作品を書くという執念を示した。…
※「聖ヨハネ病院にて」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...