デジタル大辞泉 「聖ヨハネ病院にて」の意味・読み・例文・類語 せいヨハネびょういんにて〔セイ‐ビヤウヰンにて〕【聖ヨハネ病院にて】 上林暁の中編小説。昭和21年(1946)「人間」誌に掲載。同年刊行の作品集「晩春日記」に収録。妻の入院生活を描いた私小説。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の聖ヨハネ病院にての言及 【上林暁】より …《安住の家》(1938)で私小説作家の道が開けるものの,39年妻が発病,苦しい看護生活が続く。その体験は,戦後《晩春日記》《聖ヨハネ病院にて》(ともに1946)など,いわゆる病妻ものにつづられ,文名を高めた。晩年脳出血で倒れると,妹睦子の協力を得,口述筆記によって作品を書くという執念を示した。… ※「聖ヨハネ病院にて」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by