聖徳太子の墓(読み)しょうとくたいしのはか

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「聖徳太子の墓」の意味・わかりやすい解説

聖徳太子の墓
しょうとくたいしのはか

大阪府南河内郡太子町叡福寺境内にある聖徳太子と母穴穂部間人 (あなほべのはしひと) 皇后と太子妃膳部 (かしわで) 皇女合葬した墓。磯長墓 (しながのはか) ともいう。円墳で,切り石を用いた横穴式石室で,奥室に石棺乾漆棺が安置され,中央の石棺が穴穂部間人皇后,向って左が妃,右が太子の棺であるといわれている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android