聖慮(読み)セイリョ

デジタル大辞泉 「聖慮」の意味・読み・例文・類語

せい‐りょ【聖慮】

天子の考え。叡慮えいりょ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「聖慮」の意味・読み・例文・類語

せい‐りょ【聖慮】

  1. 〘 名詞 〙 天子のお考え。天子のおぼしめし。おおみこころ。叡慮(えいりょ)
    1. [初出の実例]「伏望、特播弘仁、再廻聖慮、恩詔一降、察臣累聞」(出典菅家文草(900頃)九・為源相公重請罷右衛門督状)
    2. 「聖慮(セイリョ)穏ならざりしか共、御望に任せ遂に征夷将軍宣旨を下せらる」(出典:太平記(14C後)一二)
    3. [その他の文献]〔張九齢‐上封事書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android