…第1期洋風画は16世紀末(桃山時代)に,キリスト教の伝播とともに誕生した。当時伝わったキリスト教はカトリックであったから,多数の聖画を必要としたが,信者数の増大とともにそれが輸入品だけでは不足するようになった。そこで,当時日本布教にあたっていたイエズス会では,その宗教教育施設であるセミナリヨにおいて,日本人の洋風画家を養成することにした。…
※「聖画」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
生命維持活動に必須なエネルギーの獲得や,成長に必要な有機材料を合成するために生体内で起るすべての生化学反応の総称。複雑な分子を単純な分子へ分解してゆく過程でエネルギーを獲得する分解代謝または異化 (カ...