聖菓(読み)せいか

精選版 日本国語大辞典 「聖菓」の意味・読み・例文・類語

せい‐か‥クヮ【聖菓】

  1. 〘 名詞 〙
  2. キリスト復活を祝う、キリスト教の重要な祭りであるイースターで、祭壇に供えられる菓子やくだもの。
    1. [初出の実例]「教会の信者が捧げた紅玉子と、聖菓(セイクヮ)を盛った花籠」(出典:東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉三月暦)
  3. クリスマスケーキの俗称。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「重れる聖菓の塔を解きて食ふ」(出典:和服(1955)〈山口誓子〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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