聚沙為仏塔(読み)じゅしゃいぶっとう

精選版 日本国語大辞典 「聚沙為仏塔」の意味・読み・例文・類語

じゅしゃ‐いぶっとう‥ヰブッタフ【聚沙為仏塔】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。砂をあつめて仏塔をつくること。たわむれに砂で仏塔をつくるといった、小さな善行でも、成仏(じょうぶつ)因縁が結ばれるという意。
    1. [初出の実例]「聚沙為仏塔功徳、忽に仏因を感ず」(出典:平家物語(13C前)五)
    2. [その他の文献]〔法華経‐方便品〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android