聞き取り法問(読み)ききとりほうもん

精選版 日本国語大辞典 「聞き取り法問」の意味・読み・例文・類語

ききとり‐ほうもん‥ホフモン【聞取法問・聞取傍バウ聞】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ききとりぼうもん」とも。仏の教えを正式に学ばないで、耳学問で覚える意から ) 自分が考えたのでなく、他人の説を聞いて、それを自分の説として発表すること。主として僧侶にいったが、のち、広く、受け売りすることの意に用いられ「聞取傍聞(ききとりぼうもん)」とも表記するようになった。ききてぼうもん。
    1. [初出の実例]「なま禅法、ききとり法門何々ぞ」(出典:御伽草子・鴉鷺合戦物語(室町中))
    2. 「こなたが其処で話すなら、耳は人並盲人の聞取(キキト)り傍聞(バウモン)耳学問、覚える為に世話ながら」(出典:歌舞伎・四天王産湯玉川(1818)五立)

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