聞忘れる(読み)キキワスレル

デジタル大辞泉 「聞忘れる」の意味・読み・例文・類語

きき‐わす・れる【聞(き)忘れる】

[動ラ下一][文]ききわす・る[ラ下二]
うっかりして、聞くべきことを聞かないままにする。「集合時刻を―・れる」
聞いたことを忘れる。「この年齢になると何でもすぐに―・れてしまう」
[類語]聞き逃す聞き損なう聞き落とす聞き漏らす聞き外す

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「聞忘れる」の意味・読み・例文・類語

きき‐わす・れる【聞忘】

  1. 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ききわす・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 聞くべきことを忘れて聞かない。また、前に聞いたことを忘れる。
    1. [初出の実例]「都にて聞き忘れにし波の音にまた立ちかへりなれんとすらん〈飛鳥井雅有〉」(出典:玉葉和歌集(1312)旅・一二三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android