聞逃す(読み)キキノガス

精選版 日本国語大辞典 「聞逃す」の意味・読み・例文・類語

きき‐のが・す【聞逃】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. 聞いても心にとめないで、そのままに過ごす。聞き過ごす。聞きずてにする。ききのがらかす。
  3. 聞きもらす。聞き落とす。
    1. [初出の実例]「今度は此方で聞(キ)き逃(ノガ)し、続けて今一ツ『お母さん!』と呼ぶと」(出典:当世少年気質(1892)〈巖谷小波〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む