肉用種(読み)ニクヨウシュ

デジタル大辞泉 「肉用種」の意味・読み・例文・類語

にくよう‐しゅ【肉用種】

食肉を得る目的で飼育される牛・鶏・羊などの品種

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精選版 日本国語大辞典 「肉用種」の意味・読み・例文・類語

にくよう‐しゅ【肉用種】

〘名〙 牛、羊、鶏などで、食肉をとることを目的として飼育する品種。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「肉用種」の意味・わかりやすい解説

肉用種
にくようしゅ

肉をとる目的のために改良された家畜家禽の品種の一般名。肉用牛の体型は低身,長方型がよいとされ,日本には黒毛和種,褐毛 (あかげ) 和種,無角和種,日本短角種,外国種にはショートホーン種,アバーディンアンガス種,ヘレフォード種,シャロレー種などがある。豚は用途によって脂肪用型 (ラードタイプ) にポーランドチャイナ,デュロック,加工用型 (ベーコンタイプ) に大ヨークシャー,ランドレース,生肉用型 (ポークタイプまたはミートタイプ) に中ヨークシャー,バークシャーなどがある。肉用鶏は体躯が大で前躯が発達し,骨細で肉量が豊かなものがよいとされ,ブラーマ,コーニッシュ,コーチン,ドーキングなどがある。

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