精選版 日本国語大辞典 「肝の束」の意味・読み・例文・類語
きも【肝】 の 束(たばね)
※幸若・屋嶋軍(室町末‐近世初)「せいびゃうの大矢にきものたばねはとをされつ、何かはもってこらうべき」
③ 物事の重要な所。急所。
※浄瑠璃・奥州安達原(1762)一「御不審あらば承らんと和(やはら)かに肝(キモ)の束(タバネ)を指通され」
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