肢帯(読み)シタイ

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精選版 日本国語大辞典 「肢帯」の意味・読み・例文・類語

し‐たい【肢帯】

  1. 〘 名詞 〙 脊椎動物の肢の骨格の一部で、対になった肢を脊柱に結合する。前肢のものを肩帯(前肢帯)、後肢のものを腰帯(後肢帯)という。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の肢帯の言及

【肩帯】より

…脊椎動物の体の肩部にあって前方の有対肢(胸びれまたは前肢)の骨格や筋肉の土台となり,それらを胴に固定する働きをもつ骨格。ヒトでは上肢帯とよばれ,鎖骨と肩甲骨がこれにあたる。後方の有対肢(腹びれまたは後肢)に対しても類似の骨格があってこれを腰帯(ようたい)(骨盤のことでヒトでは下肢帯)とよび,肩帯と腰帯を合わせて一般に肢帯という。…

※「肢帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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