肩脱(読み)かたぬぎ

精選版 日本国語大辞典 「肩脱」の意味・読み・例文・類語

かた‐ぬぎ【肩脱】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① ( ━する ) 着ている衣服の上の部分を脱いで肩をあらわにすること。はだぬぎ。
    1. [初出の実例]「Seminûdus〈略〉ハンブン ハダエヲ カクシタル モノ、catanugui(カタヌギ) シタル モノ」(出典:羅葡日辞書(1595))
  3. ② 中古、節会などの宴席で、装束の袍の肩を脱いで、くつろぐこと。
    1. [初出の実例]「寅の日の夜、すでに例の事なれば、殿上人かたぬぎ有るべければ」(出典:讚岐典侍(1108頃)下)
  4. ③ ( 「左袒」の訓読から ) ( ━する ) 賛成すること。味方すること。
    1. [初出の実例]「仲基ははや此翁に肩(カタ)ぬぎして」(出典:翁の文(1746)一)

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