肩衝(読み)カタツキ

デジタル大辞泉 「肩衝」の意味・読み・例文・類語

かた‐つき【肩衝】

肩の部分が角ばっている茶入れ。肩衝茶入れ。
肩の部分が角ばっている茶釜。肩衝茶釜。

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精選版 日本国語大辞典 「肩衝」の意味・読み・例文・類語

かた‐つき【肩衝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 茶入れの形の一つ。肩の部分が張っているもの。肩衝茶入れ。
    1. [初出の実例]「茶具の体を見わたせは、からのかたつき大なつめ、やらう大かい中つぎに」(出典:御伽草子・酒茶論(古典文庫所収)(室町末))
  3. 茶釜の形の一つ。肩がつき出て張っているもの。張出しの上部が平らなものが多い。肩衝釜

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